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貧血予防にも効果を発揮するプロポリス

プロポリスには、分かっているだけでも300種もの成分が含まれるとされ、それらの働きによって、特に女性に多く見られる貧血の予防にも効果が期待できます。
この記事では、プロポリスに含まれる貧血予防に有効な成分の働きなどについてご紹介します。

貧血について

貧血とは、酸素を全身に供給する赤血球や、その中に含まれるヘモグロビンの量が減少し、体内が酸素不足に陥る症状です。
ヘモグロビンは血液の色素となる成分で、全身の細胞や組織に酸素を運ぶ役割を担っているため、その量が低下して酸欠状態になることで頭痛やめまい、動悸や息切れ、だるさや疲労などの症状が現れます。

貧血の種類

貧血は栄養素の不足によって起こる場合があり、中でももっとも多く見られるのが、ヘモグロビンの主成分となる鉄が不足する『鉄欠乏性貧血』です。
この症状は偏食による鉄不足や、過度のダイエットが招く場合があるほか、胃腸での鉄の吸収に問題がある場合に起こるのが一般的です。
また、赤血球をつくるために必要なビタミンB12や葉酸などの栄養素が不足する『巨赤芽球性貧血』があります。
赤血球がつくられる際に必要な葉酸などの栄養素が不足すると、スムーズな細胞細胞が阻害され、代わりに大型の赤芽球が生成され、正常な赤血球が増えずに貧血となってしまう症状です。
その他には、外的要因によって赤血球が破壊される『溶血性貧血』もあります。
通常では約120日ある赤血球の寿命が短縮され、赤血球が徐々に溶けていくもので、新たな赤血球がつくられるより早く溶けてしまうために起こる症状です。
頭痛や疲労感などの通常の貧血の症状に加え、黄疸が現れる場合が多いのが特徴です。

プロポリスに含まれる貧血予防に作用する成分

以下では、プロポリスに含まれる貧血予防に有用な成分の働きや特徴についてご紹介します。

栄養素としての鉄は、人体内に3~4g存在し、主に赤血球をつくるために欠かせない成分です。
酸素と結びつきやすい性質があり、その60~70%は『機能鉄』と呼ばれ、赤血球内のヘモグロビンの構成成分となって全身の細胞や組織に酸素を供給する役割を果たしています。
それ以外の30~35%は『貯蔵鉄』として、機能鉄が不足した際に血中に放出されて利用され、通常では機能鉄の不足に備えて肝臓などに蓄えられる性質があります。
鉄は小腸から吸収される必須ミネラルですが、吸収率が平均で約8%と低く、体内から排泄される量の何倍もの摂取が必要とされています。
特に女性は定期的に起こる月経や、妊娠・授乳によって体内の鉄が不足する傾向にあるため、意識的な摂取が推奨されているのです。

栄養素としての銅は微量ミネラルの一つで、人体内ではタンパク質と結びついて鉄の働きを助ける役割を担っています。
特に血中では、鉄から赤血球内のヘモグロビンがつくられる際に作用することから、『造血のミネラル』とも呼ばれています。
ヘモグロビンの構成成分となる鉄は、食品から摂取したままでは利用できない性質があるので、ヘモグロビン生成に利用できる形に変換される必要があるのです。
銅は鉄が変換される際に必要なタンパク質の『セルロプラスミン』を構成する成分として、血漿中に存在しています。
銅の存在がないと鉄が利用されず、ヘモグロビンの生成が滞ってしまうため、鉄の利用を助ける形で貧血予防に作用しているのです。

葉酸

プロポリスには、赤血球の形成を助ける水溶性ビタミンの葉酸も含まれています。
葉酸は、赤血球を構成する赤芽球の正常な合成を助け、造血を促す働きをするため、巨赤芽球性貧血の予防効果が期待できます。
前述のように、巨赤芽球性貧血は葉酸やビタミンB12の不足によって現れるビタミン欠乏性貧血で、赤血球が未成熟のまま巨大化し、酸素を運ぶ働きを果たせなくなることで体内の酸欠状態を招くのです。
葉酸はビタミンB12と協力して正常な赤血球をつくるための補酵素として作用することで、悪性貧血の予防に役立っているのです。

ビタミンE

高い抗酸化作用を持つビタミンEも、赤血球の細胞膜を強化することで活性酸素の攻撃から守り、貧血予防に役立っています。
ビタミンEは強い抗酸化作用を持つ脂溶性ビタミンの一つで、活性酸素の害から体内成分や細胞を守り、血管や肌などの老化を防いで血行をよくし、生活習慣病の予防にも効果が期待できる成分です。
また、ビタミンEは細胞を覆う細胞膜に多く存在しており、細胞の中の核や遺伝物質などを酸化から守るために細胞膜を強化する働きも備えています。
活性酸素は本来、病原菌の侵入から身体を守る働きをする重要な物質ですが、過剰に発生すると正常な細胞までも攻撃して酸化させ、その破壊や死滅を招いてしまいます。
正常な赤血球の寿命は約120日で、その都度新たな赤血球が形成されますが、酸化ダメージによって寿命が短縮されたり赤血球が壊れたりすると、その数が減少して溶解性貧血が起こりやすくなります。
抗酸化物質であるビタミンEは、活性酸素を除去して赤血球の細胞膜を酸化による損傷から守り、血行を促すことで貧血の予防に貢献しているのです。

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