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プロポリスの摂取で副作用は起こる?

ミツバチが天然の植物の樹脂からつくり出すプロポリスは、抗菌・殺菌作用に優れた栄養価の高い健康食品でもあり、人体の健康に幅広い効能をもたらします。
しかし、体質や摂取量などの個人差でアレルギー反応や、一過性の体調不良が起こる可能性もあります。
この記事では、プロポリスを摂ると副作用が起こるのかを含め、摂取時の注意点についてご紹介します。

プロポリスに副作用はあるの?

まず押さえておきたいことは、副作用とは医薬品の使用に伴って生じる反応であり、そのうえで該当する医薬品との因果関係が否定できないことを指す言葉です。
ミツバチが天然の植物を利用してつくり出すプロポリスは健康食品のため、理屈上はプロポリスの摂取で副作用が起こる可能性はあり得ないといえます。
とはいえ摂る人の体質などにより、まれに不調が現れる可能性もあるため、把握すべき注意点があるのです。
なお、粗悪品を摂ると、目やにや便秘・下痢、疲労感が生じるという症例も報告されています。

プロポリスを摂取する際の注意点とは?

次に、プロポリスを摂る場合に気をつけたい点についてご紹介します。

アレルギー反応の可能性

プロポリスを巣を守る目的でつくり出すのはセイヨウミツバチのみで、日本の固有種のニホンミツバチは巣に長居しない性質のため、プロポリスをまったく使用しません。
日本で自生する植物とは含まれる成分の違いなどから性質も異なるので、アレルギー体質や持病のある場合は、アレルギー反応が現れる可能性に注意が必要です。

蜂毒アレルギー

さまざまなアレルギーの中には、『蜂毒アレルギー』というものが存在します。
蜂に刺されたとき、蜂毒の中に含まれるアレルギー反応を起こす物質やヒスタミンにより、かゆみや皮膚炎、寒気や下痢・嘔吐といった症状が現れる場合があります。
人によっては、体内に蜂毒に対する抗体ができたあとで蜂に2回目以降に刺された際、抗体が反応してアナフィラキシーショックに至る恐れがあります。
アナフィラキシーショックとは、短時間で血圧低下や意識障害などを引き起こしたり、最悪の場合は命に危険が及んだりすることもある急性のアレルギー反応です。
プロポリス自体に蜂毒はないものの、ミツバチがつくり出す物質のため、蜂毒アレルギーを持つ人が摂る場合には配慮する必要があります。

食物アレルギーなど

自然に生息する植物を原料とするプロポリスは、医薬品ではないため副作用は起こり得ないことは前述しました。
しかし、卵や乳製品などの食品と同様に、人によってはプロポリスがアレルギーの原因となる物質として反応し、症状が現れる可能性があります。
日本ではプロポリスはアレルギー表示対象の27品目に含まれていないものの、オーストラリアやニュージーランドでは、蜂花粉・ローヤルゼリーと並び表示義務の対象品目となっています。
プロポリスのアレルギー反応は、じんましんや接触性皮膚炎、吐き気や腹痛などがあり、代表的な食物アレルギーで起こる反応と似たような症状が現れます。
反応の現れ方には個人差があるうえ、突然起こる可能性もあるので、何らかの食物アレルギー体質の場合には、プロポリスを摂る前に医師に相談するのをおすすめします。

副作用を好転反応だと思い込まない

好転反応とは、主に東洋医学で提唱される考え方で、瞑眩(めんげん)とも呼ばれている反応です。主に漢方や鍼灸治療などの初期段階で起こりうる反応ですが、全員に現れるわけではありません。

アレルギー反応などの副作用と区別がつきにくいですが、副作用とはまったくの別物で、治療の過程で体調が快方へ向かう前に現れる、眠気やだるさ、ほてりなどの一過性の体調不調をいいます。一般的に好転反応は、数時間から2,3日程度と時間の経過で改善されていきます。

よくプロポリスを摂取した際に、「好転反応があらわれた」という意見が見られます。
しかし、自分がプロポリスを摂取してから体調不良が続いているにも関わらず、「これは好転反応だろう」と思い込み、不調を放置しておくのは非常に危険です。

必要以上に不安になる必要はありませんが、4~5日以上も症状がつづく場合や、生活に支障をきたすような症状が出た場合には、プロポリスの摂取を中断して医師に相談しましょう。

過剰摂取をしない

プロポリスは健康食品のため、摂取量に規定はありませんが『適格な量』はあります。
よく「多く摂るほど効果も早い」と勘違いされることで起こる過剰摂取は、逆に身体へ負担をかけることになり、アレルギー反応の発現を招いたりする原因ともなってしまいます。
プロポリスにかぎらず、健康食品やサプリメント全般の共通点ともいえ、適量の摂取では問題なかったものでも摂りすぎて体調不良を引き起こすなど、逆効果になる場合もあります。
製品ごとの用法と用量を守り、継続して摂ることも、アレルギーの予防になるといえるのです。

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