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レッド・プロポリスとは何か

プロポリスは樹皮やつぼみ・新芽などを原料につくられる物質で、黄緑色から暗褐色と多様な色をしています。
その色や含まれる成分・期待できる効果は、ミツバチが採取する樹木の種類や採集される時季に依存するのが特徴で、特にプロポリスの色は大きく赤色と緑色とに分けられます。
赤い色をしたプロポリスが『レッド・プロポリス』で、その特徴や働きによって期待できる効果から、女性の利用が推奨されているのです。
この記事では、レッド・プロポリスとは何かについてご紹介します。

レッド・プロポリスとは?

レッド・プロポリスとはブラジル産プロポリスの一種で、その名のとおり鮮やかな赤色をしているのが特徴です。
ブラジル北東部のアマゾンの、満潮になると海水が満ちる潮間帯のマングローブ林地帯でしか採取できない原料を使用しているため、希少価値の高いプロポリスに位置づけられています。
ブラジル産プロポリスの年間生産量は約25tに比べ、レッド・プロポリスは年間わずか数百kgの生産にとどまり、その希少性からほかのプロポリスよりも高額で取引されることが多いともいいます。

レッド・プロポリスが赤い理由とは?

レッド・プロポリスがなぜ赤いのかといえば、シンプルに原料となる植物の樹脂や樹液が赤いためです。
一口にプロポリスといっても、ミツバチが生息する地域の植物の種類や採集時季によって、その品質や得られる効能が異なるのは前述のとおりです。
プロポリスをつくるための原料としてミツバチが採取する植物を『起源植物』といい、レッド・プロポリスには現在、いずれも内面が鮮やかな赤色をした、5種の起源植物が確認されています。
マメ科の植物である『ダルベルジア・エカストフィラム』はプロポリスの主な起源植物で、樹液が空気に触れると赤くなる性質があります。
そのほか、
・止血作用や下痢・赤痢への薬効がある『マンゲ・ヴェルメーリョ』(和名:アメリカヒルギ)
・樹脂や葉に炎症を抑える薬効を持つ『アロエイラ』(和名:コショウボク)
・幹に赤褐色の毛を持つ『バルバティモン・ヴェルダデイロ』
・赤褐色の分厚い樹皮を持ち、高さが30m以上にも達する『マサランドゥーバ』
もプロポリスの起源植物であり、いずれも樹皮や樹液が赤い特徴を持ちます。
また、これらの樹木は強い生命力を持つことが知られており、現地では古くから民間薬として活用されている植物でもあるのです。

レッド・プロポリスの特徴について

レッド・プロポリスには、フラボノイドやポリフェノールが豊富に含まれているため、強力な抗酸化作用を持ち、その抗酸化力はカテキンなど豊富な緑茶と比べ、650倍にもなるとされています。
フラボノイドとは、光合成をおこなう植物が紫外線によるダメージや、それによって発生する活性酸素の酸化から自身を守るためにつくり出す抗酸化物質です。
抗酸化とは、活性酸素の過剰な発生を抑え、体内成分や細胞の酸化を抑えることであり、活性酸素とは呼吸によって体内に取り込んだ酸素の一部が変性したものです。
活性酸素は病原菌から身体を守るなどの重要な役割を担う一方で、必要以上に発生すると体内の生体成分などを酸化させ、老化を助長するやっかいな存在ともなります。
また、酸化によって細胞内の遺伝子を損傷し、生活習慣病やガンなどの発症リスクを高める原因ともなるのです。
フラボノイドは同じ抗酸化成分であるビタミンCと併用することで、細胞の酸化が招く老化や疾患の対策に役立つとされています。

レッド・プロポリスには特有の含有成分がある

さらに、一般的なプロポリスには含まれていないフラボノイド類やポリフェノール類が複数含まれているのが、レッド・プロポリスの特徴です。
レッド・プロポリスには、『ダイゼイン』や『ビオカニンA』、『フォルモノネチン』などのイソフラボンや、『リキリチゲニン』や『イソリキリチゲニン』のイソフラボン前駆体となる物質が含まれています。
そのため、レッド・プロポリスのフラボノイドの含有量は一般的なプロポリスに比べ、約1.5倍高くなっているのも特徴といえます。
これらの成分の働きにより、強力な抗酸化作用を発揮し、血管の老化を遅らせて動脈硬化を防ぎ生活習慣病の発症を予防したり、肌のシミやくすみなどを改善したりする美白効果などが期待できるのです。

レッド・プロポリスにはエストロゲン様作用がある

上記のように、レッド・プロポリスにはダイゼインなどのイソフラボンが含まれているため、女性ホルモンのエストロゲンに似た働きを発揮します。
イソフラボンが生成されるための前駆体であるリキリチゲニンなどの物質は、体内の酵素のは働きを助け、レッド・プロポリスに含まれるダイゼインなどの『アグリコン型イソフラボン』の元となります。
すでに糖が分離した状態の、吸収力が高い構造を持つアグリコン型は、体内でエストロゲン受容体と結びつくことにより抗酸化作用をはじめ、多様な働きを備えたエストロゲンの代わりとして作用します。
エストロゲン不足による更年期症状の緩和や改善、骨粗鬆症の発症リスクの軽減に役立つほか、コラーゲン生成を促す作用により、肌や血管・骨の柔軟性を保ち、老化を遅らせる効果などが期待できるのです。

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