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高品質のプロポリスとは

高品質のプロポリスの見分け方とは

ミツバチの生産物であるプロポリスは世界各国で採取され、さまざまなプロポリス製品が販売されていますが、産地や原料となる植物、有用成分の量などにより品質が異なります。
この記事では、高品質のプロポリスの見分け方についてご紹介します。

高品質のプロポリスを見分けるための要件① 産地・起源植物

ブラジル産プロポリスは日本でもっとも流通量の多い製品で、一般に高品質として知られています。
とはいえ、ブラジルではどこでもプロポリスが入手でき、安価なものでは1本数百円で購入できるといい、中には粗悪品も存在するといえるのです。
品質を分けるのは、プロポリスの有用成分であるフラボノイドや、桂皮酸誘導体のアルテピリンCの含有量がどの程度なのかが基準となります。
ブラジルでは成長の早いユーカリの植林が盛んで、ブラジル産のプロポリス原塊はユーカリ系を起源植物とする製品が多く、数多くのフラボノイドを含むため高品質とされています。
具体的には、ユーカリやアレクリン、アサペシやカピシンギといった植物を由来とするプロポリスは良品とされます。
ブラジルで上記を起源植物とするプロポリスが採取されるのは、市街地以外のサンパウロ州やミナス・ジェライス州、パラナ州など5地域で、中でも安全性と品質が高いのはミナス・ジェライス州の高山地帯奥地で採れるプロポリスとされています。
特にアレクリンの含有量が高いほど濃い緑色となり、グリーン・プロポリスとして最上級品に位置づけられています。

ブラジル政府農務省認可マークの記載

ブラジル産プロポリスは、ブラジル政府の農務省による品質チェックを通過しないと輸出できない規定があります。
ブラジル産の製品を購入する際には、輸出が認められた証である『S.I.Fマーク(ブラジル政府農務省認可マーク)』の記載の有無を確認するのが最低限の条件といえます。
S.I.Fマークの取得には製薬会社と同等の厳しい衛生基準や設備をクリアし、日本における薬剤師資格の保有者が責任者という条件があるため、品質や安全性が確保されていると判断できます。

高品質のプロポリスを見分けるための要件② 抽出法

採取されたばかりのプロポリス原塊はそのままでは口に入れられないため、いくつかの方法で抽出されます。

アルコール抽出法

古くから採用されてきた方法で、現在でももっとも一般的なアルコール抽出法は、エタノールにプロポリス原塊を浸したあとにろ過し、フラボノイドなどの有用成分を取り出します。
脂溶性の有用成分を多く抽出できるものの、水溶性成分のアミノ酸や酵素がほとんど抽出できないのがデメリットといえます。
アルコール自体に殺菌作用があるため、製品化されたものも安全性が高いのがメリットです。

水抽出

プロポリスの原塊を純水や活性水などに混ぜたのち、遠心分離機でろ過する抽出法で、アミノ酸やミネラル類、有機酸の抽出に優れているのが特徴です。
独特の風味や刺激のない製品となるため飲みやすい一方、脂溶性の有用成分がほとんど抽出できない点や、腐敗しやすいため防腐剤処理が必要となる点がデメリットといえます。

超臨界抽出法

二酸化炭素を超臨界流体状態にすることでその溶解力を高め、プロポリスの成分を通常よりも多く抽出する方法です。
上記の方法では抽出しにくい精油成分のテルペノイドやジテルペンが多く取り出せるメリットがあります。
上記のように、方法によってはほとんど抽出できない成分もあるため、複数の抽出法を混ぜてつくられる製品も多くあります。
そのため、数種類の方法を採用して有用成分を抽出した製品は高品質といえるでしょう。

高品質のプロポリスを見分けるための要件③ 濃度

プロポリスの原塊から有用成分を抽出したのち、その濃度が以下の2つの方法で測定されます。

BRIX値

BRIX値は、糖度計を使って光の屈折率を測る糖度測定法を用いた濃度で、40~50%あれば高品質とみなされます。
しかし、プロポリスは300種もの成分を含むため、成分ごとに屈折率が異なり、BRIX値と糖度の高さが一致するわけではありません。
また、一般に高い数値が出るBRIX値を、そのまま濃度として記載するメーカーも存在します。
BRIX値を引き上げるには、ハチミツを加えるなど糖度を上げれば簡単に操作できるため、正確な値を確認するには、信用のおけるメーカーの製品であることが必須といえます。

重量体積比(W/V%)

乾燥エキス濃度とも呼ばれる重量体積比は、乾燥重量法による測定法で、抽出したプロポリス原液から、アルコールや水などの蒸発成分を除いたあとに残るプロポリスの固形分の重さを計測します。
固形分はWeightのW、液体はVolumeのVを用い、W/V%で表記され、市販のプロポリス製品では1~40%までの幅があります。
高濃度であるほどよいというわけではなく、30%を超えると粘度が高くなり、飲用には不向きとなります。
40%を超えたものなどは粗悪品である可能性が高いため、15~25%程度がもっとも高濃度のプロポリスと判断され、一般的には11%(W/V%)を超えていれば良品といえます。
意図的に濃度を操作できるBRIX値よりも、重量体積比での濃度を記載した製品を選ぶのが推奨されています。

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