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プロポリスの軟膏を使う際の2つの注意点

プロポリスは健康食品として広く知られているため、液体やカプセル、錠剤やのど飴といった製品をイメージする人が多いのではないでしょうか。
実はプロポリスの用途は口に入れるだけでなく、軽いすり傷や切り傷、皮膚炎や肌荒れなどにも有効な外用として、軟膏タイプの製品もつくられています。
優れた効能が得られるメリットがある一方で、軟膏を使う際には知っておくべき注意点があるのです。
この記事では、外用としてのプロポリスの特徴や、プロポリスの軟膏を使う際の2つの注意点についてご紹介します。

外用としてのプロポリスについて

プロポリスは医薬品ではないものの、外用に軟膏が用いられることも多く、その優れた作用がもたらす効果は注目を集めています。
プロポリスには強力な抗菌・抗ウイルス作用や抗炎症作用、コラーゲンの生成を促す働きなどが備わっており、軽い傷口の修復をはじめ、やけどや皮膚炎、かゆみや虫刺されなど幅広い用途があります。
それらの症状をやわらげたり、修復力を高めたりして、治癒を促すために大きく貢献しているのです。

プロポリスの軟膏の効能とは?

プロポリスはミツバチがさまざまな植物の樹液を採取したのち、花粉と自らの分泌物を混ぜ合わせ、病原菌による腐敗から巣を守るためにつくり出す抗菌物質です。
原料となる植物や、それらが含む有用成分の働きにより、強力な抗菌・殺菌作用を発揮し、人体に用いることでもその有益な効能が得られます。
プロポリスの持つ殺菌作用は二次感染を防ぐほどの強さがあるとされ、傷口に侵入した細菌やウイルスを除菌し、傷口の化膿を防ぐために作用します。
また、古代エジプトではミイラをつくる際に腐敗を防ぐために不可欠な物質として用いたほか、ケガや皮膚炎、やけどの治療などにも活用したという記述があります。
現在ではプロポリスには鎮静作用もあることが明らかにされ、医療で用いる鎮静薬のモルヒネと同様か、それ以上の作用を持つとされています。
その強力な鎮静作用により、やけどや切り傷の患部に用いると腫れや痛みをやわらげる効果が期待できます。

プロポリスの軟膏を用いるメリットとは?

プロポリスには上記のような作用が備わっているため、前述した症状以外に痔や水虫などにも改善効果が期待できます。
なお、ドイツのようにプロポリスを正規の医薬品として認めている国もありますが、日本ではあくまでも健康食品の扱いとなっています。
そのため、摂取による即効性は期待できず、一定期間をつづけて摂るのが基本となる一方、外用の場合には傷の治りを早めたり痛みをすぐにやわらげたりするなどの効果が期待できるのが大きなメリットといえます。

プロポリスの軟膏を使う場合の注意点について

プロポリスの軟膏は用途の幅が広く、優れた効能を持つ製品ですが、体質などによっては身体に悪影響を及ぼす存在ともなり得るため、主な注意点を2つご紹介します。

アレルギー体質である

プロポリスの起源植物や、その中の有用成分が、使う人によってはアレルギーを引き起こすアレルゲンとなり、アレルギー反応を招く可能性があります。
ミツバチの生産物であるプロポリスは、蜂毒アレルギーを持つ人をはじめ、多様な樹木から樹液を採取してつくられることから花粉症が現れる人、食物アレルギーがある人なども注意が必要となります。
プロポリス自体にアレルギー症状をやわらげたり改善したりする作用があるものの、もともと持っているアレルギーによってはかゆみやじんましん、鼻水やくしゃみ、むくみといったアレルギー反応が現れる恐れがあるのです。
プロポリスの軟膏を使用する際には、あらかじめパッチテストをおこない、アレルギー反応の有無を確認しておくことをおすすめします。
パッチテストの結果、問題がなくても、念のため少量の使用からスタートして様子を見るとよいでしょう。

パッチテストの方法について

プロポリスの軟膏を腕の内側に10円硬貨大くらいに薄く塗り、自然に乾かします。
テストの当日は、なるべく入浴しないことが推奨されていますが、入浴する場合はテスト部位が濡れないようにしましょう。
テスト部位に触れないように注意し、24時間後と48時間後の様子を観察します。
このときにテスト部位に赤みやかゆみ、発疹や刺激など皮膚の異常が現れた場合には、こすらずに洗い落とし、軟膏の使用を控えるようにしましょう。
テスト途中の48時間以前でも、同じような異常を覚えた場合には、ただちに中止してテスト部位を丁寧に洗い流してください。

妊娠・授乳中である

プロポリスはその産地の違いにより、含まれる成分や量が異なっているだけでなく、すべての成分が明らかにされていないのが現状です。
また、妊娠・授乳期のプロポリスの摂取には臨床データがなく、身体に悪影響を及ぼすという研究結果が存在しないため、外用の場合でも安全性が確立されていないと考えられます。
妊娠中は通常よりも体調が敏感な時期のため、プロポリスが含むなんらかの成分が刺激となり、アレルギー反応が現れる可能性があります。
プロポリスの軟膏は皮膚に外用するものですが、皮膚から体内へ吸収されていくため、安全のために妊娠・授乳中の女性は使用を避けるのが無難といえます。

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