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プロポリスの具体的な賞味期限はどのくらい?

ミツバチが病原菌や外敵の侵入から巣を守るためにつくり出す抗菌物質のプロポリスは、古代エジプトではミイラづくりの防腐剤として用いられた歴史があるほどの強力な抗菌力を発揮します。
そのため、プロポリスそのものも腐らないと考えられているものの、日本では健康食品として扱われているために賞味期限が設けられています。
この記事では、プロポリスの賞味期限の具体的な期間や、保管する際の注意点などについてご紹介します。

プロポリスは腐らない?

そもそもプロポリスは、ミツバチがさまざまな植物から採取した樹液に、花粉と自身の分泌物を混ぜてつくる物質です。
植物は傷ついた幹を修復したり、新芽を細菌から守ったりするために分泌する樹液には、抗菌作用のある成分が豊富に含まれています。
そのため、病原菌の侵入による腐敗や外敵などから巣を守る強力な抗菌・殺菌作用を備えており、プロポリスそのものが腐らない物質と考えられています。
ミツバチは巣に侵入した外敵を蜂毒で殺傷したあと、その死骸をプロポリスで塗り固めて細菌の繁殖を抑えミイラ化させることで、巣の内部での腐敗を防ぐ習性があります。
3000年前の古代エジプトでは、ミイラをつくる際に肉体を腐敗させないための必需品となっていたほどの強力な抗菌力を持つため、プロポリスは腐らず、賞味期限もないと考えられるようになったともいえます。
また、プロポリスの原塊から有用成分を抽出する方法には、エタノールを使ったアルコール抽出法が古くから用いられており、現在でも主流となっています。
アルコール自体に滅菌力があるため、製品化されたプロポリスもより強い抗菌力を発揮し、ほとんど劣化せず高い安全性を保持するのが特徴です。

プロポリスの賞味期限について

食品を買う際や市販の食品を食べる前に確認することが多い賞味期限や消費期限ですが、長期保存の利く健康食品として扱われるプロポリス製品に表示されているのは『賞味期限』です。

賞味期限と消費期限の違いとは?

市販の食品に表示されている『消費期限』と『賞味期限』は、農林水産省により定義されています。
混同しやすいために、両者がどう違うのかあやふやになっている人も多いのではないでしょうか。
まず消費期限とは、未開封の状態の食品に記載された年月日まで「安全に食べられる期限」をいいます。
消費期限が過ぎたものは見た目に異常が見られなくても、安全に食べられる期限を過ぎたことを示すため、腹痛などの体調不良を招く恐れが高まることにもなります。
消費期限はお弁当やサンドイッチ、ケーキなどの生菓子や生麺、お惣菜など傷みやすい食品に表示され、開封・未開封にかかわらず劣化が早い食品に設定されているのが特徴です。
一方の賞味期限とは、未開封の状態の食品に記載された年月日まで「おいしく食べられる期限」をいいます。
賞味期限が設定された食品に比べ、スナック菓子やインスタント食品、缶詰やペットボトル飲料、味噌などの発酵食品など傷みにくい食品に表示されており、期限を過ぎても食べられるのが特徴です。
おいしく食べられる期限を過ぎた分、風味が損なわれている場合もありますが、その判断は消費者に任されます。

プロポリスの具体的な賞味期限は?

日本においてプロポリスは健康食品として扱われており、比較的劣化のゆるやかなものに分類されるため、製品には賞味期限が表示されています。
とはいえ、素材としては腐らないといわれるほど長期間の保存が利くものなので、商品によっては多少風味が損なわれるだけで賞味期限はない、という場合もあります。
プロポリス製品の賞味期限は各メーカーの判断で設定され、製造後1~3年間が一般的となっていますが、それ以降も10年程度は問題なく飲用できるものもあります。
特にアルコール抽出のプロポリスは、殺菌作用のあるアルコールを用いるために抽出後のカビや雑菌の繁殖が抑えられるので、ほとんど劣化せずに10年ほど保存・飲用できるとされています。

プロポリスを保存する際の注意点とは?

プロポリス製品が劣化や腐敗に強いからとはいえ、保存する際には注意点があります。
常温での保管は問題ないものの、直射日光が当たったり高温になったりする場所での保存はプロポリスの品質を損なう原因となるため、冷暗所で保管するのが適切といえます。
賞味期限の年月日は「適切な保存方法を守った場合」に設定されるものでもあるので、表示された方法を採りましょう。
アルコール抽出のプロポリス製品の場合、冷暗所での保存は開封後でも長期間の保存が可能で、必ずしも冷蔵庫に保管する必要はありません。
賞味期限が過ぎていても、ほとんど問題なく使えるのがプロポリスの大きなメリットといえますが、期限内に使い切るのがその効能を無駄なく得る方法ともいえます。
飲み忘れて使用が断続的になったりすると、プロポリスがもたらす効能も得にくくなってしまう可能性があるので、賞味期限切れを防ぐためにも毎日つづけて摂取し、品質の劣化を防ぐ方法で保存するのをおすすめします。

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