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ブラジル産のプロポリスはなぜ高品質なのか?

プロポリスはアルゼンチンやウルグアイ、ドイツやイタリア、オーストラリア、エジプトなど世界各国で採集されており、中でもブラジル産のプロポリスは高品質として知られています。
ブラジル産プロポリスの高い品質を裏づける要因には、原料となる植物やプロポリスをつくり出すミツバチの種類などが挙げられます。
また、他国産の製品には見られない特有の成分を含んでいることなども、ブラジル産プロポリスの価値を高める要因とされているのです。
この記事では、なぜブラジル産プロポリスは高品質なのかについてご紹介します。

ブラジル産プロポリスの特徴について

ミツバチが集めてくる自然の植物が原料となるプロポリスは、その採集地の環境やミツバチの種類によって風味や色・成分が異なり、品質にも影響を与えます。
以下で、ブラジル産プロポリスの高い品質を支えている特徴をご紹介します。

希少性の高い特有の植物を原料としている

ブラジル産プロポリスの主な起源植物にはユーカリとアレクリンが挙げられ、特に後者を用いたものは、6段階にランク分けされる『グリーン・プロポリス』と呼ばれる最上級のプロポリスとなります。
アレクリンとは、キク科バッカリス属のアレクリン・ド・カンポ(学名:バッカリス・ドラクンクリフォリア)が正式名称で、ブラジルのミナス・ジェライス州南部の、さらに限定された地域にのみ自生する植物です。
黄緑色から暗褐色、黒や赤などさまざまな色がある中、この地域で採れるアレクリンの樹脂を豊富に含んだプロポリスの色は、濃い緑色をしている特徴があります。
また、一般に樹脂や樹液を採取してつくられることが多いプロポリスの中で、ブラジル産は抗菌成分を豊富に含んだ新芽を集めてつくられたという特徴が明らかになっています。
抗菌力に優れた希少性の高い植物を起源植物としていることが、高品質を裏づけているのです。

含まれる特有成分の数や量が豊富

ブラジル産プロポリスが高品質の理由の一つには、他国産の製品には含まれない特有の成分を含んでいるだけでなく、その含有量も多いことが挙げられます。
次にブラジル産プロポリスが含む主な成分をご紹介します。

フラボノイド

ブラジル産のプロポリスが含む抗酸化成分のフラボノイドは、他国産のプロポリスに比べ5~10倍も高い含有量があるとされています。
プロポリスの品質は長くフラボノイドの含有量で決まるとされ、およそ2000もの種類があるフラボノイドの中でも、もっとも多く含まれる『ケルセチン』の量が基準となっていました。
現在では後述する桂皮酸誘導体を基準とするのが一般的になっています。

桂皮酸誘導体

2000年以降、ブラジル固有の植物に含まれる『アルテピリンC』や『p-クマル酸』といった桂皮酸誘導体が非常に優れた成分ということが発表されてから、これらを多く含むプロポリスが高品質であると評価されるようになりました。
桂皮酸誘導体とは、樹木が傷ついたときに病原菌などから傷口を守る目的で分泌する、強力な抗菌・殺菌成分を含む樹脂をいい、この物質がプロポリスの品質を左右するのです。
特に1999年に日本人研究者によって発見されたアルテピリンCは、プロポリスから抽出されたポリフェノールの一つで、ブラジル固有のアレクリンにのみ含まれていることが明らかにされています。
そのため、近年ではフラボノイドを含むプロポリスよりも、アレクリンを含む濃い緑色をしたグリーン・プロポリスが最上級品として別格に扱われているのです。

の他の栄養成分

その他には、抗酸化作用を持つキナ酸やカフェイン酸エステルなどが含まれています。
また、マグネシウムやカルシウム、鉄や亜鉛・銅などのミネラル類や、ビタミンB1・B2、ビタミンEなどの成分を含んでいるため、栄養価に優れた健康食品としても人気を集めています。

ラジル特有のミツバチがつくる

ブラジル産プロポリスには、『アフリカナイズドミツバチ(アフリカ蜂化ミツバチ)』という種のミツバチがつくり出すという特徴もあります。
かつてブラジルでの養蜂はイタリア品種のセイヨウミツバチが中心でしたが、農産物の増産を目的とした品種改良のため、1950年代にアフリカから蜜の採集力や繁殖力に優れた野生のミツバチを持ち込みました。
しかし、その女王蜂が逃げ出して野生化し、もともと生息していたセイヨウミツバチと交配した結果、ブラジル独特のミツバチが誕生したのです。
亜熱帯から熱帯気候に属する高温多湿のブラジルは、ミツバチにも過酷な環境といえるため、巣の温度調整などに用いる水を大量に持ち帰る必要があります。
とはいえ、その水の中には多くの細菌が生息しており、巣の内部も高温多湿のために細菌が繁殖しやすくなっています。
病原菌の増殖による巣の浸食を防ぐには、強力な抗菌力を備えたプロポリスを活用して、巣の内部の衛生状態を常に保つことが非常に重要です。
『キラービー』とも呼ばれるこのミツバチは、過酷な環境下で外敵や腐敗から巣を維持するための攻撃力と生命力を備えており、その高い能力によってつくり出されるプロポリスは他国産より抗菌・殺菌力が優れたものとなり、高品質となるのです。

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